仕事で何度か訪れている妻のリクエストもあって、向かった先はいつのまにか霧島市に名前を変えていた国分という小さな町。
繁華街というには程遠いローカル色の強い飲み屋街の一角にありました。
暖簾をくぐったのは、まん丸い赤提灯が目印のおでん屋さん 『 掌 (つかさ) 』
地元では知らない人はいないというほどの有名店だけに、予約をしておいたのでゆったりお座敷で。
冷た〜い生ビール が胃にしみわたる頃、運ばれてきた大皿にはまさしく おで〜ん !!
う〜ん、こんなにウマイおでんを食べたのは初めてかも! こりゃ最高だ!!
柔らか〜く味がしみこんだ さつま揚げ や サトイモ に 春菊、大根・・・・・・
なかでも、粒がひとまわり大きい豆もやしは、味、歯ごたえともに九州育ちには懐かしい味覚です。
母の作るお雑煮には必ずコレが入ってたんだよねー。
夫婦そろって大の好物は、九州のおでんには欠かせないコラーゲンたっぷりな牛すじ。
ココのはまたひとつひとつが大きくて、からしをつけて食べるともう最高!! あ〜ウマイ
片栗粉で揚げられた白く粉が浮いたような鶏のから揚げは、なつかしいお袋の味・・・・・
そして、古めかしい店内に流れる気だるい演歌 ♪♪ が熱々のおでんにピッタリなんだわ!!
そろそろと近づいてくる秋の気配にほっくほくのおでん、最高の組み合わせでした。