たっぷりと朝風呂を楽しんでホテルの庭をお散歩してたら、自生する山ぶどうを発見
すっかり色づいてはいるけど、ホテルの人に聞いてみたらまだ酸っぱいとのこと・・・・。
霜が降りると甘〜くなるらしいです。
今日の天気は・・・・・、期待どおりの雲ひとつない抜けるような快晴
知床までの長旅なので、楽しいドライブが楽しめそう ♪
まずは、ホテルからすぐ近くにある 【 硫黄山 】
昨夜泊まった川湯温泉が源泉かけ流しの恩恵にあずかっているのは、この山のおかげなんですよ。
屈斜路カルデラのほぼ中央に位置する活火山だけに、無数の噴気孔からガスが噴出してます。
紅葉もまだ始まったばかり・・・。 裾野がほんのりと紅くなってきてますね。
白樺の原生林を抜けて、次に向かったのは、神秘の湖 【 摩周湖 】
道路沿いには、有料の第一展望台 と 無料の第三展望台 があるんだけど、やや標高の高いところから見下ろせる第三展望台の方がオススメです。
朝陽もまぶしい 第三展望台。 カメラを手にはやる気持ちを抑えつつ・・・・・・
ジャーン、どうですか! この目の覚めるような絶景。 何度見ても感動する眺めだよね。
クマザサに覆われた切り立った崖の下には、人を寄せつけない厳粛な雰囲気の摩周ブルー。
流れ込む川も流れ出る川もない巨大な水溜りは、驚くほど透明度が高いらしいです。
第三 から少し下ったところにある 第一展望台 は、売店やトイレも完備で休憩にはもってこい。
先ほどの 硫黄山 の駐車場を利用すればセットの駐車券をもらえるので、お得感あり! ですよ。
遠くには、知床半島の根元にある高さ1547mの 【 斜里岳 】 も見えてます。
今日はあの山の向こうを目指すんだよなー。 よし、ロングドライブ、ガンバロー!!
弟子屈町まではどこまでも続くような真っ直ぐな下り道。 ハンドルを握る手も軽快です♪
そしてそこからはゆったりと登り道・・・・・・。
芝生のように広がるクマザサの原野を縫うように駆け上がった先は、抜群の眺望の 【 美幌峠 】
昨日の夕暮れ時に見た眺めとはまた一味違う、道東一円を見渡せる大パノラマは感動モノです!
その正面には、周囲57kmでカルデラ湖としては日本最大の 【 屈斜路湖 】 が広がってます。
斜面がゆるやかなせいか、神秘的な 摩周湖 に比べると、どこか開放的で明るい雰囲気ですね。
道の駅で軽く食事をしたあとは、しばらく湖畔沿いのドライブ・・・・。
砂浜を掘れば、たちまち温泉が湧き出てくる 【 砂湯 】 にもちょっと寄り道。
砂浜には大小の温泉穴が掘られていて、足湯を楽しむ人たちもちらほらと・・・・
温泉たまごが美味 ♪
個性の異なる二つの湖を堪能したら、ブロ友の Flyers#1 さん のオススメの場所へ・・・・。
ここがまた、とんでもなく原生林の中でクルマのナビにもデータとして入ってないところ
人に聞きながら、舗装もされていないダートな道をしばらく進むと、ひっそりとたたずむ小さな池が。
倒木がまるで化石のように沈むコバルトブルーの池の底からは、プクプクと湧き出ている水・・・・・
神秘的な 【 神の子池 】 です。
この湧き出ている水、なんと 摩周湖 の伏流水なんですよ!!
雰囲気はひっそりだけど、湧き出る量は驚愕の 12000トン/1日
流入出する川が1本もない摩周湖の水位が年中変わらない不思議の答えは、ココにあったのです。
純粋な摩周の水をちょっと一口・・・。手も凍るような冷たさでした。
熊に出くわす恐怖と戦いながら山を下って、斜里岳の麓を抜けるとオホーツク海に面した斜里町へ。
そこでの遅めの昼食は、地元の人のオススメの 【 味里 】
オホーツクの海の幸がたっぷりな丼は最高に美味しかったなぁ ♪
そうそう、つぶ貝のかき揚げ丼もなかなかでした・・・。
腹ごしらえした後は、海沿いの知床国道を北上。
途中、偶然だったけどこんなところにも寄りましたよ・・・。
コレ、何だと思います?? 何見てるのかな??
北海道・知床ならではの光景は・・・・・・・・・・・・・コレ。
秋の風物詩、『 鮭の遡上 』 でした!!
遠音別川(おんねべつ川) というらしい清らかな川を力いっぱい傷つきながら登る鮭の姿・・・・
どこにいるかわかりますか??
産卵に向かう一生懸命な姿は、それこそ神秘的で胸を打ちました・・・。
マイナスイオンたっぷりな日本の滝100選の 【 オシンコシンの滝 】 は、知床国道沿い。
間近で見える水しぶきは気持ちがいいネ ♪
本日のお泊りは、知床半島の西岸にある町 【 ウトロ 】
夕陽が見える露天風呂で有名な 『 知床第一ホテル 』 にチェックインできたのは夕方の5時。
オホーツク海に沈む夕陽になんとか間に合って、露天風呂から感動の一枚を・・・。
さあ、湯上りには美味しいビールと晩ご飯が待ってるぞ
またまた明日の天気に期待しながら、カンパーイ