フランクフルト滞在2日目。 今日は1日オフです。
朝、張り切って6時に起きたんだけど外はまだ真っ暗・・・・。 明るくなるのを待って出発します。
この冬、大寒波に見舞われているヨーロッパ。
今朝もどんよりした天気で、かな〜り冷え込んでます
寒さ対策バッチリの重装備で向かっているのは、フランクフルト中央駅。
これから電車で約1時間半の 【 ハイデルベルク 】 へショートトリップを楽しんできまーす♪
列車の本数や種類が多いドイツは、たいていの国内移動であれば鉄道を使うのが便利です。
ドイツ鉄道 『 DB 』 のカウンターで、
「 ハイデルベルクへ行きたいんです。 」 と言えば、こんなのをプリントアウトしてくれました。
書かれていたのは
、
、
と、3通りのプラン。
電車の乗り継ぎ回数と料金が書かれていて、マーカーでちゃんと印をつけてくれました。
しかも、きれいに3つ折りにして渡してくれたんですよ〜
さすが質実剛健なドイツ人、きちんとしてるなぁ・・。
ところで、ドイツの鉄道には改札というものがありません。
これは、地下鉄 『 Uバーン 』 とかトラムでも同じですが、車掌さんが検札に来たときに、
切符を持っていないと日本円にして4〜5万円
の罰金を取られちゃうんですよ。
これ、落としちゃったとか車内で払おうと思った・・・なんて言い訳は通用しません。
駅で買い込んだチョコレートとコーヒーを楽しみながらの車窓の旅 ♪
後方に流れていく雪原や林を見ながら、カタンコトンとレールの音が心地いいね〜。
車内アナウンスはもちろんドイツ語
「 途中止まる駅は、○○ハイム〜、 △△ハイム〜 」・・って、やたらと・・ハイムが多いなぁ。
ちなみに、『 ハイム 』 って、ドイツ語で家とか人の住む場所って意味なんだって・・。
そうそう、日本でもブームの自転車、この電車ではフツーに持ち込み可能でしたよ。
途中の 『 マンハイム 』 って駅で乗り換えてるところです。 サム〜
ハイデルベルクへは、あと10数分・・・・。
うっかり乗り過ごすこともなく、無事ハイデルベルク中央駅に到着しました
ここからさらにトラムで3駅目の 『 ビスマルク広場 』 がとりあえずの目的地。
駅の前は、見どころがいっぱい集まっている旧市街の入口になってます。
それでは、旧市街の目抜き通り 【 ハウプト通り 】 を歩いてみましょう。
この通りは、ヨーロッパ一美しい歩行者天国って言われていて、ショッピングに最適なんですよ。
カラフルな小物が並ぶ雑貨屋さんをブラブラと覗きながら・・・・
ドイツ最古のハイデルベルク大学が設立されて以来、学生街として親しまれてきたこの街は、
戦禍を逃れたこともあって19世紀の面影がそのまま残ってます。
そういえば、社会人になってすぐの頃、友人とのドイツ旅行で一度訪れたこともありました。
ネッカー川沿いに広がる古都の雰囲気と丘の上のお城からの景色がとっても印象深くて、
いつかまた訪れてみたいなぁ〜って思ってたんです。
そんな想い出の 【 ネッカー川 】 までやってきました。 懐かしいなぁ〜 ♪
ハイデルベルクのシンボル的存在の 【 カール・テオドール橋 】 は、1788年に架けられた
街で最古の石橋です。
バロック風が特徴の橋門を橋の上からパチリ
カラフルな色使いが鮮やかですよね〜。
川の向こう側に広がるのは、あのゲーテが瞑想にふけりながら歩いたという 【 哲学者の道 】
そして、反対岸の丘の上に見えるのが、13世紀に創設された 【 ハイデルベルク城 】 です。
そして、橋のたもとにはこんなサルが
手に持ってる丸いのは鏡。
『 これ(自分)を見ろ! 』 と見た人を諭してるらしい・・・。
何〜! 自分こそ見ろ!! と言いたくなるようなかわいくない姿ですよね〜
これから、さきほど橋の上から見た ハイデルベルク城 に登ってみようかな・・・。
トラムと坂道の2通りの行き方があるんだけど、昨夜の夜食を思い出して・・・・・、
坂道を登ります
これがまた、けっこうな急斜面!! 雪も積もってるし・・・・、う〜、キツイ
でも、汗かいて登った甲斐がありました〜。
お城のテラスから一望できるハイデルベルクの古い街並み。 キレイだなぁ
完成までに40年の歳月を要したといわれるお城の中をのんびりと散策・・。
なかでも、地下にある世界最大のワイン樽は一見の価値がありますよ
ちょっと暗くてわかりづらいけど、すっごく大きなワイン樽
デカッ
巨大ワイン樽専用に建てられた建物の中は、ワインケラー特有の湿った香りがひんやりとしていて、
なんだか心地いいデス
ネッカー川沿いの一帯は、ドイツでも有数のワイン生産地ですからね〜。
お城の中を散策したあとは、下りはケーブルカーで・・・・。
城壁の下をくぐるように下りていくケーブルカー。
かなりの急勾配で、ちょっとしたアトラクションのようでした。
お腹も空いてきたので、町でいちばん賑わっていたレストランに入って昼食を
まずは、ホットワインであったまろー
口に含んだとたん、やさしい甘さとシナモン、グローブのいい香りが広がって・・・・
「 おいちー ♪ 」 心の中で叫んじゃった(笑)
いろんな野菜をグリルしたミックスプレートもオーダー。 これまた、おいちー ♪
ひとり旅でつまらないのは、美味しいものを食べても 「 美味しいね〜 」 って言い合う相手が
いないことですよね〜。
お店のお姉さんが、『 美味しい?? 』 と聞いてくれたので、
迷わず、『 美味しいです。 とっても・・・! 』
お腹もいっぱいになったことだし、ぶらぶらと通りを歩いてみようかな。
ロマンチック街道のローテンブルグに本店があるクリスマスグッズの専門店
『 ケーテ・ヴォルファート 』 のディスプレー
かわいいですね。
とっても懐かしい想い出いっぱいの街だったので、張り切っちゃって長くなってしまいました。
最後まで読んでいただいてありがとうございます ♪
ヨーロッパの冬は暗くなるのがとっても早いので、早めにフランクフルトに帰ろ〜っと