春霞?ってくらい白くかすんでしまっている横浜の港。 4月上旬並みのポカポカ陽気
です。
遠くに見える橋は、手前の大黒ふ頭とぼんやりと煙る本牧を結ぶ 【 横浜ベイブリッジ 】
この眺めを見て
アレッ? と思った方、なかなかスルドイ・・。
なぜなら、コレ、普段あまり見ることのないアングルからの横浜港なのデス。
じゃ、どこから撮ったのかっていうと・・・・・・、
みなとみらいの臨港パークから見てみると、ほら、あそこですよ!!
対岸でクルクル回ってる風力発電の風車 ・・・・・の隣に立ってる2本の煙突みたいな、
ハイ、コレで〜す。
以前から気になってたこのツインタワー、近くに住んでいながら意外と知らなかったその正体は、
東京電力・横浜火力発電所の排気塔 【 トゥイニー・ヨコハマ 】 でした。
発電所内を見学したいと電話してみると、あっさりOK
あんなところにあるなんて知らなかった展望室は、なんと高さ200mの排気塔のほぼてっぺん
近くで見上げると、塔と思ってた排気塔はほとんど壁に近いデカさです
黒く張り出してるのが、180mの高さの展望室。
塔の内部を見上げてみるとこんな感じ・・。
らせん状の階段は千数百段もあるんだって。 ひぇ〜
ひんやりとしてちょっと不気味だけど、4本の大きなダクトを高熱の排気が昇ってるらしい・・・。
その排気は、左側の電気を発生させるタービン本館という建物から太いパイプで排出されてます。
らせん階段じゃなくて、ホッとひと安心のエレベーターで180mの展望フロアへ。
鶴見川をはさんで見渡せるのは川崎市
。
反対側は、かすんでいてほとんど何も見えないけど、みなとみらい方向です。
肝心の電気を起こすタービンフロアも、ガラス越しだけど見学してきましたよ。
意外にシンプルで、人をほとんど見かけないのにビックリ。
これだけで沖縄本島二つ分だそうです。 ちなみに日立製。
で、もう片方のフロアに東芝製のタービンが同じように稼動しています。
メーカーを二つに分けてるのは、どちらかにトラブルが生じてもメンテとか点検が半分で済むから。
そして驚きなのは、24時間体勢で常時モニターしているのは、たったの4人だってこと
最新技術のなせる技なんですね〜。
東京湾周辺には18箇所も火力発電所があるらしいけど、排気塔の上から展望できるのはココだけ。
普段見れない貴重な眺めも堪能することができたし、
毎日使っている電気がどのようにして作られているのか、ちょっぴりだけど勉強になりました。
posted by あんちゃん at 23:55|
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