2011年12月15日

街に一歩足を踏み込む感覚を味わえる街

昼過ぎのシュトゥットガルト行き。  さあこれからニュルンベルクを出発します。
今日はなんだかローカルな雰囲気だなぁ^^

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アンスバッハで乗り換え4分、シュタイナッハで乗り換え3分 あせあせ(飛び散る汗)  
それ走れ〜みたいな状況を想像してたんだけど、そこはドイツが誇るドイチェ・バーン。
時間はきっちり正確でした。  ローカル列車の旅もなかなか楽しいものですね^^

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予定通りにローテンブルク駅に到着〜。
こじんまりとした駅は街からずっと離れたところにぽつんと。  

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しばらく舗装された道を歩いていくと、
現代の景色はここまで。ここから先は中世の街だよ〜みたいな門が目の前に。
14世紀に建てられた 【 レーダー門 】
監視と税関の役目を果たしつつ、出入りする者と物を厳しくチェックしてたそうですよ。

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門をくぐって街へ入るなんて、なんだか不思議。
これまでと雰囲気ががらっと変わって、見渡すと、街をぐるっと取り囲む全長4キロほどの城壁が。
当時はこの壁で外敵から街を守っていたんでしょうね。

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壁の内側は外の新市街とは全く隔離されていて、まさに中世の時代そのもの。
第2次世界大戦で街の約半分が消失したなんて、今ではそう言われなければわからないほどに
昔の街の姿が忠実に再現されてます。
ドイツ人の底力って本当にすごいですよね〜。

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ホテルの部屋からの眺めは、まるでおとぎの国に紛れ込んでしまったかのよう。
すぐ目の前には、1年中クリスマスなお店 『 ケーテ・ウォルファールト 』 もあったりして。
早くも、1泊するのがなんだかもったいないような気になってきちゃったな(^^;

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こんなゴツい鍵でした。     ドイツだと4階の部屋ってことですね。

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そんなに広い街じゃないし、ひと息ついたらのんびりと街歩きしてきまーす。
posted by あんちゃん at 21:00| Comment(2) | TrackBack(0) | Germany | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ニュルンベルクで時間旅行気分♪

ゆっくり目覚めたニュルンベルクの朝。
旧市街のホテルを出たら、街全体がのどかな中世の雰囲気で、まるでタイムトリップした気分です。

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きーんとした冷たい空気が寝覚めの顔に心地いいな〜 目
道路の脇で準備中の果物屋さん。

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ヨーロッパで見かける果物屋さんって、どうしてこうも美味しそうに見えるのかな?
電車の中でたべようかな〜と、リンゴを買いました^^
どのお店もまだ開いてない通りを歩いてると、アンティークのビアマグ屋さんを発見! 
  
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うわーっ、ビール大国ドイツならでは。    ひとつお土産に欲しいなぁ・・。
あんなに賑やかだった昨日の夜がうそのように静かな朝です。  
びっくりするほど巨大な、聖ローレンツ教会。  見上げ続けてると首が痛くなってしまいそう。

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13〜15世紀にかけて建てられたゴシック様式。  
石ってこんなに細かくデザインできるものなんですね〜。 ものすごく精緻で見事でした。
中に入ってみると、外とは明らかに違う空気。   静かで厳かな雰囲気に包まれてます。

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ステンドグラスを通して入ってくる朝の光が柔らかくていい感じ。
・・・なんて、ゆったりとした気分で見て回っていたら、突然、パイプオルガンの演奏が!!
美しいですよね〜、あの音。  天井に響き渡る迫力の音色は、鳥肌モノの感動でした。  
天蓋からぶら下がる 『 受胎告知 』 のレリーフは、彫刻家ファイト・シュトスの傑作。

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実際にはステンドグラスがもっと鮮やかに見えていて、必見ですよ。
まるで芸術作品に彩られたような教会を出てみたら、クリスマスマーケットがそろそろオープン。
みんなワクワク楽しそうですね^^

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石畳の広場には、屋台からこぼれる香ばしい匂いが漂ってます。  

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焼きソーセージの美味しそうな匂いにつられてやってきたのは、またまた昨夜のあのお店(^^;
ちょっと早めのお昼ご飯ということで・・・。

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ワインいきまーす。
電車で旅する気軽さに、ついつい昼前から飲んじゃうもんね〜 バー

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病み付きののニュルンベルガー・ブラートヴルスト。
今日は互いに10本ずつ!!       あ、写真撮る前に1本食べました(笑)

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香ばしいランチを済ませたら、お店の前から続く上り坂をぐんぐん上へ・・・。
1040年ごろに建造された神聖ローマ皇帝の居城だった 【 カイザーブルク 】 を目指します。
ワインを飲んだ後だから、ちょっときつかったりして(汗)

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街の北側に建つ城塞で、赤茶けたレンガ造りは質実剛健を感じさせるがっしりとした構造。
なんと自然の岩の上に建てられてるんだそうですよ。

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1000年の時を経た皇帝の城の石畳。   歴史を感じるなぁ〜。

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これぞ皇帝目線!     テラスに出てみたら、旧市街の美しい街並みが一望でした。
真ん中に見える2つの青い塔が、先ほど見た受胎告知の聖ローレンツ教会のもの。

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昔とほとんど変わらない美しい眺めにしばし癒されたら、ホテルに戻ってパッキング。
帰りはだらだら下り坂。

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今日は午後からローテンブルクへ。
バスで行けば楽なんだけど、運休している冬季はローカル鉄道で2回の乗り換え。
頑張って行ってみまーす^^
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2011年12月14日

2nd.Prost! 【 Bratwursthausle 】

この街に来て、その名前を冠するニュルンベルガーソーセージを食べないわけにはいきません。
・・・ということで、クリスマスマーケットをひと通り見て回ったらお待ちかねの晩ご飯^^/
煙がひときわもくもくと出ているお店が、『 ブラートヴルストホイスレ 』

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ドイツでいちばん美味しいといわれる焼きソーセージをいただける有名店です。
満席なので、当然相席。   ドイツ人は全く来る人を拒みません(笑)  
ではではカンパーイ ビール

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「 僕たちは ‘ コロン ’ から来たんだ 」 ・・・なんて言ってた前の二人組。
日本語のケルンのことかな? 
そしてこれが、ニュルンベルク名物の焼きソーセージ!!  

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ハーブの香りがほんのり。  焼きたての香ばしい匂いがもうたまりませんっ!!!
10本以上頼むと、ハート型の鉄の皿に入れてくれるみたいです。
ドイツの人って本当にソーセージが大好物なんだね〜。  よく食べるもの。
もうテーブル上は、国籍を超えてビールとソーセージで大盛り上がりでした。 

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お隣のご夫妻とはなんだか意気投合しちゃって、名刺&メール交換までしちゃった^^;
まあ、お酒の上でのちょっとした国際親善。  いい思い出ができました。
posted by あんちゃん at 23:00| Comment(2) | TrackBack(0) | Germany | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ニュルンベルクのクリスマスマーケット

昼過ぎには出る予定だったヴュルツブルクも、カフェでのんびり過ごしてたら気づけば3時・・。
ICEで約50分、少し遅くなっちゃったけど、夕方4時過ぎにニュルンベルクに着きましたー。

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ドイツの街を訪ね歩いてみてわかったんだけど、街のレイアウトは都会を除いてどこもほぼ同じ。
駅前が繁華街の日本と違って、ドイツでは、市庁舎のある広場がその街の中心になってるみたい。
旧市街と呼ばれるそのエリアは城壁に囲まれていて、駅のある新市街と区別されてるんですよ。

ということで、ニュルンベルク中央駅を出てみると、ほら、城壁のようなものが見えるでしょう?
高さ40mの丸い塔が建っているのが、ケーニッヒ門。  昔は入城する人を監視してたのかな?
観光すべき見どころは、あの向こうの旧市街にいっぱいあるっていうわけです^^/

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街に向かって歩きながら振り返ると、ニュルンベルク駅が暮れなずんでいていい感じ^^
どっしりとしていて重厚感ありますね。

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ケーニッヒ門をくぐると、クリスマスマーケットで賑わう旧市街が広がってます。
ワクワク〜^^

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今日のお宿は、門をくぐってすぐのところにある ホテルibis。

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こじんまりとしてるけど、清潔感あっていいんじゃない?
部屋からの眺めもなかなか。   目の前にはケーニッヒ門と目抜き通りのケーニッヒ通りが・・。
これ、駅の方を向いてます。

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部屋でちょっとひと休みしたら、早速、街へ繰り出してみようかな〜 グッド(上向き矢印)
ドイツで最も有名といわれるほどの、ニュルンベルクのクリスマスマーケット。
1628年にはすでに開催されていたという記録が残ってるそうですよ。  歴史ありますね。

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パカパカと馬車も走ってたりします^^

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中央広場に向かう途中に聳え立っていたのは、聖ローレンツ教会。
内陣天蓋からぶら下がった受胎告知のレリーフが必見なんだって!  明日の昼間に見てみよう。

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しんしんと冷え込んできたので、クリスマスマーケットには欠かせないグリューワインを 喫茶店
毎年デザインが変わるらしいマグカップ。    もちろんお土産に持って帰りまーす^^

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店それぞれで微妙に違う味だけど、
ホットなワインにシナモンとハチミツの甘さがミックスされてたまらなく旨いんだな〜。
もちろん、飲み歩き るんるん

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街を横切るペグニッツ川を渡ってほどなく行けば、中央広場に着きましたっ!!
ここがまさにニュルンベルクの中心で、クリスマスマーケットの本会場なんですね〜 クリスマス

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どーんと広がる四角形のだだっ広い広場には、クリスマス屋台がい〜っぱい。
独特の形をした聖母教会の前はものすごい賑わいです。

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まるでおもちゃ箱のようなマーケット。
わくわくするようなクリスマスグッズがいっぱい売られてますよ。  何買おうかな〜^^

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少し高みから見下ろしてみたら、なんと広場全体が屋台のテントで埋め尽くされておりました あせあせ(飛び散る汗)
すき間がないくらいぎっしり・・・。

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整然と並ぶテントから漏れてくる光がどこか暖かそうですね。   
それにしても、あちこちから漂ってくるソーセージを焼く匂いがたまりませんっ!!
posted by あんちゃん at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Germany | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

楽ちん♪

ほぼ毎日が移動だった今回の旅でネックだったのが、スーツケースの持ち運び。
ホテルは駅からできるだけ近いところをセレクトしたからそんなに不便を感じなかったんですが、
問題なのが、駅の中でのホーム間の移動。 

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鉄道網が張り巡るドイツでは、地方の駅でもホームの数がけっこう多かったりするんですよね〜。
ミュンヘンあたりの中央駅だと、ホームが行き止まりになっていて平行移動で済むんだけど、

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地方駅のたいていは地下通路でつながっていて、階段の上り下りがこれまたキツイ あせあせ(飛び散る汗)
田舎の駅だとエスカレーターなんてついてないし、
電車が1時間に1本なんてローカル駅での乗り換えでは、遅れちゃいかんと駆け足ですから^^;
お土産で日に日に重くなっていくスーツケースを手に、地下通路から階段を見上げたときなんか
ジムで鍛えてるはずの上腕二頭筋が、ピクピクッとびびってるのがわかるくらいだもんな。
あんちゃん妻の、何のために鍛えてんの〜的な冷たい視線を感じたりして(笑)

でも、そこはさすがドイツ。
階段にはちゃんとこんな優れものが付いてたりするんですよ〜。

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これは下りるところですが、階段の脇には荷物用のベルトコンベアが。
旅行者のほとんどがデカイ荷物を持ち歩く、鉄道王国ドイツならではの便利アイテムでした。
ラベル:ドイツ
posted by あんちゃん at 21:30| Comment(2) | TrackBack(0) | Germany | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

くせになる旨さ!!

ソーセージの付け合せに欠かせないキャベツの塩漬けといえば、ザワークラフト。
あの独特の酸味は酢がかかってるのかと思っていたら、発酵によるものなんですね〜。
ガイドブックを読み込んで初めて知りました(^^;

ドイツのクリスマスマーケット巡りで、小腹がすいたときによく食べたのがコレ。
ザワークラフトとベーコンとショートパスタの炒め物。     どの街でも売ってましたよ。

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これがまた、適度な酸っぱさと塩気があって、もう止められない美味しさなんですよ〜。
どういう名前だったのか思い出せないけど、どの本を探しても載ってないんです。
ガイドブックで紹介するほどじゃないけど、ファストフード的な庶民の味なのかな?
日本の屋台で売られている焼きそばみたいな感覚なんですかね〜。   旨かったな〜 わーい(嬉しい顔)
posted by あんちゃん at 21:00| Comment(4) | TrackBack(0) | Germany | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヴュルツブルクの朝

この時期の夜明けは8時頃。  日本に比べると明るくなるのが結構遅めです。
夜着いたので、ああ街の雰囲気は朝になるとこうなんだーと思った瞬間でした^^

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マイン川沿いの石畳の道から、街の西端にあるマリエンベルク要塞を見上げてます。
この街は、ロマンティック街道の北の起点。 
こじんまりとはしてるけど、バロック様式の建物がずらりと並んだ街並みはなかなか圧巻です。
アルテ・マイン橋の上には聖人像が立ち並んでいて、この方はこの街の守護聖人なんだって。 

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ここから眺めるマリエンベルク要塞も素敵でした。
橋を渡って小高い丘を登っていくと、要塞の入り口が。

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日本の鎌倉時代に建てられたというだけあって、風化の具合に歴史を感じるなぁ。
城内に混在する多彩な建築様式は、長い年月の間に幾度も建て増しされたため。

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手前にあるのは井戸。  
深さが104mもあるんだって。   う〜ん、想像しただけでコワッ^^;
ワインの名産地らしく、城壁の外側はブドウ畑。  スカーッと開けてます。

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この城壁のテラスから見下ろすマイン川と街の景色は感動モノでした!!
ちなみに、街向こうの斜面もぜ〜んぶブドウ畑なんですよ。

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テラス横の木に黒っぽい鳥が。  
木の実を狙ってるのか満腹で満足気なのか街を見下ろしてるのか・・・、じっと動かなかったなぁ。

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パリのモンマルトルを思わせるような石畳の階段。   散策好きにはたまらない雰囲気です。
色鮮やかな家並みが美しいですね^^

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再び橋に戻って旧市街へ・・・。
こんな街並みを眺めながら通勤できるなんて、なんてうらやましい^^
ちょっと小雨が混じってきました。

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橋のたもとにあったのが、最初行く予定だったドイツ料理のお店 『 アルテ・マインミューレ 』
あのテラス席で、酢を入れて茹でたニジマスの姿煮を食べたかったのに〜。

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でもこの季節だと寒かったかな(笑)    またいつの日かチャレンジしてみよう。
美味しそうな匂いにつられて、パンを買いました。   食べ歩き用に ♪

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ドイツのパンって、びっくりするくらい美味しいよ。
中世の雰囲気が色濃く残る街並みだけど、街の中心はショップが並んでかなり賑やかです。

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路面電車もひっきりなしに走るし、こんなかわいらしいバスも。

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あっ、この路面電車、真横から撮りたかったー!!
車体に描かれた絵に乗ってる人の頭が乗っかるようにデザインされてます。 面白いですよね〜^^

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雨上がり ♪♪

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色鮮やかな礼拝堂マリエンカペレのあるマルクト広場では、クリスマスマーケットがオープン。
みるみる人が集まってきます。

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ツリーのオーナメント。 どれがいいかなぁ〜^^

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手作りのお皿がいっぱい!!  お土産に買おうかな?

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鉢植えに刺してみたらかわいいかも(^^

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広場にはクリスマスマーケットのお店がぎっしり。
冷たい空気に当たりながら見て回るのにピッタリなのが、熱々のグリューワイン。

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その街がデザインされたマグカップにたっぷりと注いでくれます。
デポジット込みで大体5ユーロくらい。  マグカップを返却すれば2〜3ユーロ戻るシステム。
でも、お土産になりそうなのでそのまま持ち帰りました 喫茶店

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少し甘めのシナモンフレーバー。  ドイツのクリスマスマーケットには欠かせない飲み物です。
グリューワインを手に、広場の中をぶらぶらと。
マリエンカペレの入り口にはアダムとイブの彫像がありました。

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でも実は、これはコピー。  ホンモノはマリエンベルク要塞の中の博物館に保管されてます。
広々とした内部は明るくて荘厳な雰囲気。 ステンドグラスが見事でした ぴかぴか(新しい)

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お腹がすいたのでお昼ご飯。

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人気のソーセージスタンドで、‘ ブラートヴルスト・ビッテ! ’ とドイツ語で注文してみた^^
焼きたてのソーセージをテイクアウトすると、丸いパンにはさんで出してくれます。

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ソーセージはもちろん、このパンがまた美味しいんだなぁ。
立て続けに2個食べたもんね〜(^^;
そうそう、ヴュルツブルクのいちばんの見どころといえば、【 レジデンツ 】

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18世紀に建造された宮殿で、世界最大の天井フレスコ画が見ごたえたっぷりでした。
写真は不可だったのでないけどね^^;  映画 『 三銃士 』 のロケ地としても有名ですよね。
 
あ、こんな建物もありましたよ。    さりげな〜く 【 レントゲン記念館 】

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ここで、X線が発見されたんだそうです。   すごいよね。
3時間ほどでぐるっと見て回れる街だったけど、奥はかなり深かったかな。
午後からは、ニュルンベルクに向けて出発しまーす。

【 今回のハイライト 】     マリエンベルク要塞から見た旧市街の街並み
【 今回のご褒美 】       焼きたてのソーセージ×2
【 今回のお土産 】       デポジット分で手に入れたグリューワインのマグカップ
posted by あんちゃん at 20:00| Comment(2) | TrackBack(0) | Germany | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月13日

1st.Prost! 【 Backofele 】

ヴュルツブルクのホテルに着いたのは夜遅かったので、その日の予定は晩ご飯のみ レストラン
事前にガイドブックで、雰囲気バツグンのドイツ料理店に目星をつけてたんだけど満席らしい。
それじゃあと、ホテルのスタッフに別のオススメのお店を聞いて予約を入れてもらいました。

ホテルから街の中心部までは、マイン川沿いをゆっくり歩いても15分ほど。

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ゆったりと流れるマイン川。  対岸にライトアップされているのは、【 マリエンベルク要塞 】
明日の朝訪ねてみる予定だけど、歴代ヴュルツブルク大司教の居城だったところです。
左側に架かっている橋が、対岸からこちら側の街の中心部に続く 【 アルテ・マイン橋 】
ごつごつとした石畳の道を歩いてたら、古いクレーンがありました。

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1772年頃に造られたもので、行き交う船の荷揚げに使用されていたものらしい。
ドイツの内陸部だけに、電車も車もない当時は、川が交通の重要な役割を果たしてたんですね〜。
そんな見どころをちらちらと見ながら、教えてもらった場所にきてみたんだけど

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路地がいっぱい入り組んでてなかなかお店を見つけられないぞ あせあせ(飛び散る汗)
寂しげな裏通りをうろうろしながら、ようやく見つけることができました(^^/

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独特の丸い扉が歴史を感じさせる 『 Backofele バックエーフェレ 』
賑やかそうな雰囲気が外まで漏れてきて、なんだかワクワクするな〜。
扉を開けると黒いカーテン。   それをそろりと開くと・・・・

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おー!  
街があまりに静かだからもうみんな寝てるのかと思ってたら、こんなところで盛り上がってたのね。
・・ってくらい、ドイツの夜の酒場は賑やかでした ビール

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ただ、英語がほとんど通じません^^;
メニューはもちろんドイツ語表記。  ううっ、何がどう書かれてるのやら・・・・。

まあ何はともあれ、名物のフランケンワインで1回目のプロースト(乾杯)!!

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こちらのワイングラスは、独特の形をしたレーマーグラス。  
ずっしりとしていて、ガラスの部分に注ぐ目安なのか目盛りが書かれてます(笑)
目盛りのちょい上まで、なみなみとたっぷり注いでくれるのがドイツ流。 うれしいなぁ^^

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指差し会話帳と見比べながら、ソーセージなどのグリル料理を頼んでみました。
実際は蝋燭の灯りほどの暗さなのでこんなに明るくはないんですが、美味しい〜 わーい(嬉しい顔)

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Wurst(ソーセージ)は、いわずと知れたドイツの名物。 外はカリッ。 中はふわっ。
付け合せのキャベツの塩漬け、ザワークラフトなんて、もうお替りをしたくなるくらい。
お店が閉まる間際までゆっくり飲んで食べて、顔も赤らむいい気分♪  

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ホテルへ帰る道すがら、クリスマスマーケットが開かれているマルクト広場にちょっと寄り道。
ツリーの奥に建っているのは、ゴシック様式の教会 【 マリエンカペレ 】

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入り口には、アダムとイブの彫像が飾られてるらしい。   明日見に来ようっと。

【今日のご褒美】  きりりと冷たいフランケンワイン。 旅の疲れも吹っ飛ぶ美味さでした^^
posted by あんちゃん at 23:55| Comment(4) | TrackBack(0) | Germany | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南ドイツのクリスマス 【 成田〜フランクフルト〜ヴュルツブルク 】

行きの機内誌で読んだエッセイによれば、旅には三つの楽しみがあるらしい。
ひとつは旅の計画や準備、ひとつは旅そのもの、そしてもうひとつは旅の記憶・・・だそうです。

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・・ということで、
旅の記憶がまだ新鮮なうちに、撮り溜めた写真を少しずつ整理しつつ、1日めね。
まあこの日は、ほとんどの時間が移動だったけど(^^;

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成田空港を昼過ぎの便でフランクフルトへ。  
12時間ちょっとのフライト。 長旅だけどワクワクする瞬間ですよね〜。
佐渡島を抜けたらそのまま北上して、窓の外はどこまでも続くシベリアの大地。
数時間眠り込んで再び眼下に目をやっても、眠る前と同じような風景が広がっています。

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ゆったりと流れる川は真っ白く凍てついて、大地の色もどこか不思議。
次から次へと変わっていく雄大な眺めは、いろんな色といろんな形があって何度見ても飽きないね。
山々の稜線が夕陽に赤く染まってきれいだなぁ。

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他の季節だったら、ずっと太陽を追いかけて到着するまで明るかったりするんだけど
冬至に近いこの時期は、極に近い高緯度にさしかかると太陽の光が届かない時間が訪れます。

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真っ暗な夜でもない、まるでマジックアワーのような幻想的な色。
人跡未踏なんだろうな〜と思える場所にも、時折見える街の灯り。  人間ってすごいですね。
モスクワを過ぎて南下し始めると、次第に外が明るくなってきましたよ。

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いわゆる ‘ 西から昇る太陽 ’
太陽が沈んだ方角から再び太陽が顔を出す不思議な光景に、丸い地球の縁を飛んでるんだなぁ〜
なんて、しみじみ実感したりして。

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西の空の朝焼け?を楽しむうちに、フランクフルト空港に到着したのは夕方の5時前。
着陸前のフランクフルトの摩天楼の輝きがとてもきれいでした。
もう夕方を通り越して外はすっかり暗いです。  でも思ったほど寒くはないよ^^

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ツリーの前でツーショットをと手に持ったカメラを自分たちに向けて撮ってたら、横を歩いてた
ビジネスマンがすかさずシャッターを押してくれました。
思えば旅行中そんなことが何回も・・・。   ううっ、ドイツの人はなんて優しいんだろー^^
ここで最初の、ダンケ シェーンでした わーい(嬉しい顔)

広大なフランクフルト空港。 
到着したターミナル2から長距離列車の駅があるターミナル1まではシャトルバスで移動です。

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少し迷いながらも、なんとか駅に到着〜^^
ドイツ全土に路線網を持つドイツ鉄道 Deutsche Bahn ( DB ) は、国際空港直結なので、
ドイツ到着と同時にそのまま鉄道の旅が始められてかなり便利。

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ちなみに、
ドイツの駅には地下鉄も含めて改札がなく、切符を買ったらそのままホームへ行けるんです。
田舎の駅だったら、タクシーを降りたらそのままホームだったりするんだから便利ですよね〜。 
ただその分車内検札が厳密で、無札乗車は厳しく罰せられるそうですよ。

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目的地のヴュルツブルクまでは、ミュンヘン行きのICE特急で1時間半ほどの列車の旅。
ICEとは、DBが誇る高速列車のインターシティー・エクスプレスのこと。
流線型がカッコイイ〜。      日本の新幹線をしのぐほどの快適空間でした。 

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席にあった現地の新聞で天気予報をチェック。  しばらくは雲が広がるお天気のようだなぁ。

さて、今回の旅のルートは、南ドイツの南北を貫く全長350kmのロマンティック街道。
ロマンチックかと思ってたけど、『 ローマへ続く道 』 という意味なんだそうですね^^;
街道の北の起点が、マイン川の両岸に開けた教会の多い古都 【 ヴュルツブルク 】

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駅の手前の線路ぎわにまでブドウ畑が広がっているほどのワインの名産地です。
ようやく着きましたー。  時間は夜の8時過ぎ。      

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駅前のカイザー通り。
ぐるっと歩いても4時間ほどで回れてしまうほどの小さな街だけど、路面電車があるんだね〜。

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早速、駅近くの 『 マリティム 』 っていうホテルへチェックイン。
ようやく荷解き。    う〜ん、今日は1日長かったなぁ〜。

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初日のクリスマスマーケットは諦めて、まずは晩ご飯でも。
きりりと辛口のフランケンワインが美味しいところなんだよねー。  楽しみはこれからです バー
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Danke Schon!!

ただいま帰りましたー!

ダンケ シェーン。
ありがとうという意味のドイツ語、この10日間で何度使ったことでしょう。
ホテルは事前に予約を入れてたんだけど、移動に使う電車はその日の街歩きに費やす時間次第。
予定より早く出ることもあれば、その街が気に入れば夕方遅くに出発することも・・・。
日毎に変わるスケジュールは緊張の連続でしたが、現地の方の優しさに何度感動したことか。

とりあえず、荷物の整理もこれからなので、
i‐PhoneのGPS機能を利用して、マップ上の立ち寄った場所にピンを刺しておきました^^

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撮った写真もかなりの枚数・・・。
整理するのにちょっと時間がかかりそうです(^^;

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それにしても、ドイツ料理美味しかったな〜。
posted by あんちゃん at 20:00| Comment(4) | TrackBack(0) | Germany | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月12日

冬のロマンティック

先月あたりから少しずつ下調べをしてきましたが、

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明日から10日ほどの冬休みが取れたので、南ドイツをぐるっと電車で旅してきます。

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近づくクリスマスを前に、本場のクリスマスマーケットを クリスマス

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でも寒そうだなぁ(^^;
posted by あんちゃん at 19:19| Comment(6) | TrackBack(0) | Germany | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする