中世の都市生活は、今では考えられないほど厳しい規則のもとで社会的秩序が保たれていたようで
目方をごまかしてパンを小さく焼いたパン職人は、この檻で水責めにされたそうです(怖っ)
この建物は 【 中世犯罪博物館 】
中世の法律と刑罰に関するものがずらりと展示されていて、その規模はドイツ唯一なんだって。
思わず背筋も凍りそうですが、魔女裁判に使われたらしい椅子とか・・、
酒癖の悪い男は、こんな酒樽をかぶせられて街中のさらし者に・・・。
おしゃべりの過ぎる女性には、こんな舌の長い恥辱のお面を。
規則に背くものならこんなこん棒で・・・!! ギョエ〜〜〜!!!
そして極めつけはコレ。
この 『 鉄の処女 』 でワルな女性を閉じ込めて観音開きの扉をバチン。
内側にはいくつもの刺がついているのもあったんだって。 ひぇ〜、もう勘弁してよ
たっぷり見ごたえありました。
つくづく、中世に生まれなくて良かったー(^^;
もし僕の家にあったら、酔って娘にちょっかいかけた時に、
『うざい!』ってかぶせられるかも?
まあ、樽ぐらいならかぶってもいいけど、
他のものは遠慮しておきます。
この酒樽よく見たら、鉄球が付いてるんですよ(笑)
パパさんなら、樽をかぶせられても余興をやってしまいそうですね(^^
どうしよう?ということと、時間もないことでスル―しました。
しかし中世の西洋人の拷問感覚(全世界
共通かもしれませんが)ってなんだか
民衆の娯楽という感じですね。
とにかく必ずある広場(マルクトなど)
は公開処刑と奴隷売買のマーケット
だったんですから・・・
いやあ、次回行ってもどうしようかな?
洋の東西を問わず、昔の拷問や処刑はどれも残酷ですが
見せしめや娯楽にすることで、貴族の権力や支配から民衆の不満を遠ざけようとの意図があったのかもしれませんね。
人間の恐ろしさを垣間見れたということで、一度は見ておかれるのもいいかもしれません。