旧市街のホテルを出たら、街全体がのどかな中世の雰囲気で、まるでタイムトリップした気分です。
きーんとした冷たい空気が寝覚めの顔に心地いいな〜
道路の脇で準備中の果物屋さん。
ヨーロッパで見かける果物屋さんって、どうしてこうも美味しそうに見えるのかな？
電車の中でたべようかな〜と、リンゴを買いました＾＾
どのお店もまだ開いてない通りを歩いてると、アンティークのビアマグ屋さんを発見！
うわーっ、ビール大国ドイツならでは。 ひとつお土産に欲しいなぁ・・。
あんなに賑やかだった昨日の夜がうそのように静かな朝です。
びっくりするほど巨大な、聖ローレンツ教会。 見上げ続けてると首が痛くなってしまいそう。
１３〜１５世紀にかけて建てられたゴシック様式。
石ってこんなに細かくデザインできるものなんですね〜。 ものすごく精緻で見事でした。
中に入ってみると、外とは明らかに違う空気。 静かで厳かな雰囲気に包まれてます。
ステンドグラスを通して入ってくる朝の光が柔らかくていい感じ。
・・・なんて、ゆったりとした気分で見て回っていたら、突然、パイプオルガンの演奏が！！
美しいですよね〜、あの音。 天井に響き渡る迫力の音色は、鳥肌モノの感動でした。
天蓋からぶら下がる 『 受胎告知 』 のレリーフは、彫刻家ファイト・シュトスの傑作。
実際にはステンドグラスがもっと鮮やかに見えていて、必見ですよ。
まるで芸術作品に彩られたような教会を出てみたら、クリスマスマーケットがそろそろオープン。
みんなワクワク楽しそうですね＾＾
石畳の広場には、屋台からこぼれる香ばしい匂いが漂ってます。
焼きソーセージの美味しそうな匂いにつられてやってきたのは、またまた昨夜のあのお店（＾＾；
ちょっと早めのお昼ご飯ということで・・・。
ワインいきまーす。
電車で旅する気軽さに、ついつい昼前から飲んじゃうもんね〜
病み付きののニュルンベルガー・ブラートヴルスト。
今日は互いに１０本ずつ！！ あ、写真撮る前に１本食べました（笑）
香ばしいランチを済ませたら、お店の前から続く上り坂をぐんぐん上へ・・・。
１０４０年ごろに建造された神聖ローマ皇帝の居城だった 【 カイザーブルク 】 を目指します。
ワインを飲んだ後だから、ちょっときつかったりして（汗）
街の北側に建つ城塞で、赤茶けたレンガ造りは質実剛健を感じさせるがっしりとした構造。
なんと自然の岩の上に建てられてるんだそうですよ。
１０００年の時を経た皇帝の城の石畳。 歴史を感じるなぁ〜。
これぞ皇帝目線！ テラスに出てみたら、旧市街の美しい街並みが一望でした。
真ん中に見える２つの青い塔が、先ほど見た受胎告知の聖ローレンツ教会のもの。
昔とほとんど変わらない美しい眺めにしばし癒されたら、ホテルに戻ってパッキング。
帰りはだらだら下り坂。
今日は午後からローテンブルクへ。
バスで行けば楽なんだけど、運休している冬季はローカル鉄道で２回の乗り換え。
頑張って行ってみまーす＾＾
