ローマ時代にまで遡るほどの古い街で、先住民のレミ族が街の名前の由来だとか・・・。
パリからTGVで約45分くらいの、‘歴代国王の戴冠の都市’とも呼ばれている緑豊かなところ。
この街がそう呼ばれているのは、498年以来、この 【 ノートルダム大聖堂 】 がフランスの
25の国王の戴冠式の舞台となっているから・・・・・なんだそうですよ。
あのジャンヌ・ダルクもシャルル7世の戴冠式に訪れてるんだって
レース細工を思わせる入り口の細かい彫刻も見ごたえたっぷりだけど、感動するのはその内部。
高〜い! 広〜〜い!! そして明る〜〜〜い!!!
神を光として崇めるゴシックアートの考え方は、まさにその天井の高さに表れてますよね
より高く、より多くの聖なる光を〜 みたいなね(^^
ちなみに、他の数ある聖堂に比べて、ここのステンドグラスは確かに明るいらしい・・。
なんでもその昔、堂内の蝋燭を節約するためにガラスの透明度を高くしたんだって。
ふ〜ん、なるほどー!! 節電みたいな考え方は昔からあったんですね〜。
そして、ビックリするくらいの奥行きはおよそ140メートルほど。 幅も広くて30メートル!
荘厳な雰囲気が漂うその広さは、戴冠式の参列者をたっぷりと収容できるように・・・なんですね。
そうそう、ステンドグラスといえば・・、
中でもとにかく目を引くのが、花びらが広がるような模様のバラ窓ね。
これがまた、外の光がキラキラと差し込んで迫力ある美しさなんです。写真だと伝わりにくいかな?
そして奥ほうにはひときわブルーに煌くステンドグラスが
このステンドグラス、なんと、シャガールの作品なんですよ〜
さりげな〜く、名作が・・・。 ううっ、感動しちゃうなー^^
・・と、そろそろこのあたりで、タイトルの 【 微笑みの天使 】 って何なのさー??
なんてお叱りをいただきそうだけど
そう、このランスの大聖堂で絶対見るべきなのが、このニコニコと微笑んだ天使なんですよ
すっごく幸せな気分にさせてくれるこの微笑・・・^^
美と神聖さを示す天使ガブリエルが受胎告知をしてる様なんだとか。
でもちょっと引いて見ると、お隣の聖ドゥニさんを励ましてるように見えたりして・・(笑)
よく見ると、この聖ドゥニさん、もともとあった頭の冠がなくなってしまってるみたいで・・。
どうしたんだろう?? 壊れちゃったのかなぁ。
少し悲しげな表情に、大丈夫よ、すぐ元に戻るわよって、やっぱ励ましてるのね(^^
特に微笑みの天使がいいですね〜。
優しいお顔に癒されます^^
フランスを訪れるといたるところで天使の像を見かけますが、
たいていどの像もどちらかといえば無表情・・・。
でもこの天使、明かに微笑んでますよね(^^
頑張って! いいことあるわよ〜!! みたいな(笑)
切手のデザインにも採用されてるみたいで、そんな切手で絵葉書を出してみたいな〜^^