昨日の肌寒い花曇りがウソのように晴れわたって、朝から雲ひとつない上天気です
春風に誘われるように、ホテルに荷物を預けたまま早々にチェックアウトしてやってきたのは、
京都の東、蹴上(けあげ)にある、【 インクライン 】 と呼ばれるレール跡。
琵琶湖と京都を結ぶ琵琶湖疎水が水運として使われていた明治時代。
船が自力で上がれない急勾配を台車で引っ張りあげるために造られた、傾斜鉄道の跡なんですよ。
ここに立って見る桜並木、何度見ても飽きることがない。 大好きなんだよね〜^^
そして、この土手の下にある、赤レンガでできた歩行者用のトンネルが散歩コースのスタート地点。
【 ねじれまんぼ 】 って面白いネーミングが付いてるのは、
トンネルの中のレンガが、巻き貝のようにぐるぐるっとねじれているから。
強度を増すためのトンネル工法なんだそう。
ちなみに、‘ まんぼ ’ は、トンネルを意味する方言なんだって(^^
けっこうな高台にあるので、さ〜っと吹き渡る風が心地いいな〜 ♪
眼下に見える京都の街が発展したのは、このインクラインを含む壮大な疎水事業が成功したから。
当時の人々が思い描いた水の都への夢が、今もなお、このレールに残されているようですよね〜。
トンネルの向こう側にある琵琶湖から流れてくるのが、今も京都の街を潤す命の水。
ゆったりと流れる水の音を聞きながら、静かな通りを抜けていくと・・・、
巨大な伽藍を誇る 【 南禅寺 】 の境内へ。
あの石川五右衛門が 『 絶景かな 』 と大見得をきる舞台となった、高さ22mの三門からも
緑の中に色づく桜が広がって、キレイだね〜。
三門前のソメイヨシノは、まさに見ごろ!
街の喧騒を離れて静かに花見に興じたいなら、迷わず、山がほど近い南禅寺だね!!
山の奥からはウグイスの鳴き声も・・・。 ホーホケキョ ♪ 春だなぁ^^
境内の奥にあるのは、さきほどの疎水が流れているレンガ造りの水路閣。
どっしりとした佇まいは、桜景色の中にあって異国情緒たっぷりですね。
そしてこの水路閣から、疎水はいよいよ、桜を味わい尽くすのに格好の 【 哲学の道 】 へ。
ということで、次回へ続く・・・^^
【関連する記事】
わ〜京都!いいですね!!桜も綺麗〜!
私も最近行きたいな〜と思っていたので、
楽しく読みました♪
引き続き、良い旅をたのしんでくださいね^^)
桜の背景に古刹、相性ぴったりですね。
日本人でよかった・・・
ここ数年、桜の季節の京都に行けてなかったので、
久しぶりの春めく京都、桜も満開で最高でした。
桜色って本当に癒されますね〜。
そうそう、今朝の『旅サラダ』、観ましたか?
パリ&モンサンミッシェル、出てましたね^^
我が家も久しぶりに行ってみたくなりました。
実は現代的な都市でありながら、千年の歴史に培われた文化と自然が美しい街ですよね。
知れば知るほど奥が深いというか・・・。
桜も雪柳も舞妓はんも最高にきれいでした。
ここへは行ってみたいと思いながらもまだ行ってません。
そのうち、そのうち・・・。
桜が満開!
お星様のブログへ飛んでいってみると、あった!
全く同じようなアングルからの水路閣の写真がありました。
とってもいい散歩道ですね。
こんな天気のいい日にゆっくりと散歩なんてホント気持ちよさそう^^
京都って5回ほど行きましたが、
清水寺や金閣寺などの超メジャーな所しか行った事ないんですよ。
来年ぐらい、ちょっと行ってみようかな〜。
ところで、京都って名所が点々としていて、
歩きでは移動できないと思うのですが、
あんちゃんさんはタクシーで移動ですか?
今まではバス旅行ばかりだったけど、
家族旅行だと車で行くので、駐車場や渋滞が心配でなかなか踏ん切りがつきません。
お勧めの移動手段を教えて下さい。
フォトジェニックな四季折々の京都。
年に1回とは、なんだかもったいない気が・・(笑)
近いとなかなか行かないものですよね〜。
僕も、30分圏内に鎌倉があるというのに年に数回です(^^;
桜、ついに終わっちゃいました〜。
南禅寺、お星様さんも行かれてましたね〜。
ここは静かでいいところですよ。
京都に来たら必ずといっていいほど立ち寄ってます。
京都市内の駐車場は、よほどの観光シーズンじゃない限り混んでないですよ。
何度かレンタカーで巡りましたが、わりとスムーズでした。
何より、車だと行動範囲が広く取れていいですね^^
ちなみに、今回は、市バスと地下鉄の『京都観光1日乗車券』を使いました。
乗り放題なので、あっという間に元も取れてなかなか便利でしたよ。
深緑の京都もいいですよ! ぜひ!!