2004年の秋から2010年の春にわたってアメリカで放送されたテレビドラマ。
レンタルDVDで全部観たんだけど、全121話は、とてつもなく長かった〜。
あまりにも複雑怪奇なストーリーで、いよいよ期待に満ちた最終回。
賛否両論、観る人の捉え方であらゆる解釈ができてしまうラストシーンといわれてるけど、
最後の最後、閉じていく主人公ジャックの目。 あのシーンががすべてを語ってくれました。
あっ、そうだったのか〜!! と、あんちゃんが勝手に解釈している内容なので、
これから観ようとしている方は、写真の下はそのままスルーしてくださいね(^^
ず〜っと続いたこの物語、実は・・・・・・・・・・、
ジャックが死ぬ瞬間に見えた、走馬灯のような ‘ 夢 ’ だったんですよ。
第一話の竹林で目を開けた瞬間から夢を見始めて、最終回のラストシーンで目を閉じて終わる。
夢というか、魂がこの世とあの世のハザマで体感した様々な出来事といったほうが正しいかな。
そういう世界では、過去・今・未来という時間の概念がないんでしょうね。
『 いつかあの世で会おう 』 って場所が、最終回の教会だよね。
天国を目の前にして成仏の準備ができたみんなのスッキリとした笑顔が印象的でした。
死ぬ瞬間、これまでの人生を振り返る夢みたいなものを見るってよく聞くじゃないですか。
いつか必ず死を迎える人間の魂は、あの世に旅立つその手前で ‘ 迷う(LOST) ’
これが、このドラマのテーマなんだなぁとしみじみ・・・。
それにしても、出演者のみなさん、体型を維持するのに苦労しただろうなぁ(^^
ラベル:LOST
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僕じゃあ、始めの出来事なんて忘れてしまいそうです。
と言うのも、先週プリズンブレイクをようやく最後まで見終わりました。
途中、半年ほど見ない時期があった事もあり、
途中の内容が結構あやふやになってたりなんかして・・・。
楽しみがいつまでも続くのはありがたいけど、
長すぎるのも多少の問題でした。
何はともあれ、最後までの視聴お疲れ様でした。
単純に1話=1時間として、5日間観っぱなしってことデスね(笑)
我ながらよく頑張ったって感じです(^^
『24』や『プリズンブレイク』はなぜかドロップアウトしてしまったんですが、
このドラマはどういうわけか惹き込まれるように夢中になってしまいました。
ストーリーも面白いけど、ロケ地がすべてオアフ島というのが魅力だったのかも。
あんちゃんの感想が聞けてうれしいです!
最終回、終盤に近づくにつれ、「もしや竹林に戻っていって終わりになるんじゃ〜??」って思ってたら、結局そうなってしまいました。
このシーンだけで推察すると、LOSTの長〜〜〜いストーリーはジャックの魂が肉体から去る瞬間の走馬灯だったってことになるんですが、ジャックの走馬灯が、実体験のフラッシュバックではなく、ただ飛行機に乗り合わせただけの人達との壮大な冒険物語??ってのがどーもすっきりしません。
謎めいたキャラクターとされていた道厳(=真田広之)はもちろんウォドモア、黒い煙なんか、何の鍵も握っていなかった=どうでもいいわ!って感じですもんね。
とあれこれ考えていると、「最初に死んでいたわけではなく、最終話の最終シーンでジャックが見た飛行機は、島から脱出した、ラピーダス、ケイト、クレア、ソーヤー達が乗った飛行機だったんじゃないのか…?」など、想像が膨らんできて、まぁ、そんなスッキリしないあれこれ想像できることも含めてLOSTなのかと思ったり、ややこしいです。
結局何だったのか?を考えなければ、ジュリエットとソーヤのシーン等、感動的な最終回だったんですが。
出演者ですが、チャーリーだけは老けてるなぁ〜って思ってしまいました(笑)
あのマルホランドドライブを彷彿とさせる難解なドラマでしたね〜。
思うに・・・、
あの『島』は、実際に洋上にあるような島ではなくて、
人の魂が集まる場所なんだと思います。
なので、このドラマでいう死のプロセスは、
臨終 ⇒ 魂が島に集まる ⇒ 島を脱出して教会のある世界へ ⇒ 天国
・・・なんじゃないかと。
『島』には時間の概念がないので、ずっととどまっている魂がアザーズじゃない?
コンピュータとかいろんな施設は、魂の世界なのでなんでもアリってことですね。
途中、『オーシャニック6』がロスにいて再び島に戻りましたよね。
あれは、魂が島(のようなところ)から一つ上の階層に進んだんだけど、
島の居心地がよくて迷いつつ戻ったんですよ(^^
だから、最終話の最後のシーンで空を飛ぶ飛行機は実際のモノではなくて、
『島』から脱出できた魂もいたんだなと、ジャックには見えてたんです。
ひょっとすると、脱出組は死に面してたけど生き返った人たちかもしれませんね。
そして人生を全うして、あの教会にみんなで集まったんですよ。
エンドクレジットに出てくる飛行機の残骸は、ジャックが実際に乗ってた飛行機でしょうね。
最初に落ちてず〜っと出ている飛行機はジャックの魂が作り出したモノで、ホンモノはここで初めて登場するって意味ですよ。
魂(ドラマに登場していた人たち)がサバイバルした形跡のない、実際にクラッシュした飛行機だと思います。
もっといえば、あのドラマの中で実体験として描かれているのは、
ところどころに挿入される過去のフラッシュバックのみだと思います。
あとは、すべて、死後の魂同士が繰り広げる世界じゃないかなぁ。
もっともっといえば、登場人物のうち実際に飛行機の墜落でなくなったのは、
ジャックと機長のラピーダスくらいで、残りは過去のエピソードのどこかで命を落としてるんじゃないかと・・。
たとえば、ロックは父親に窓から突き落とされたときだったり、
サイードは横断歩道を渡るときに車に轢かれたんですよ。
長くなっちゃったけど、こんなフカ読みをしています(笑)
どうですかね〜?
最終回を見たのが2ヶ月位前なので、すでに記憶が薄れつつあるんですが、ジャックが竹林に戻って目を閉じるエンドシーンがいろんな解釈を生むことになっているように思います。
謎めいたシーンで幕を閉じたのも、ファンがそれぞれで独自の解釈をしてくださいという意図なのかな〜?
とはいえ、あのチャペルでクリスチャンがドアを開けた瞬間にジャックの魂が浄化された(天国に到達)と思っているので、その点はあんちゃんと同じです。
つまり、チャペルにいなかった人たちや、中に入らなかったベンジャミンは、まだ思い残すことがあって天国には行けず、魂のままさまよっていると思うんです。
ジャックも、現世では父であるクリスチャンと気まずい状態の中で永遠の別れをしていましたが、チャペルで和解を果たしたことにより、もう思い残すことはない…と最終段階へ向かうことができたんじゃないかと思います。
ジャックが竹林で目を閉じるシーンを重視し、即死だったであろう…の考えが一番強いものの、即死だったとしたら、チャペルでジャックを囲んでいた人たちとの関係性は何もなくなってしまうので、島でのサバイバル体験を共有した中で得られた関係性があってのチャペル集合、の考えも強まっています。(そこから、ジャックが最終回で目を閉じる直前に見た飛行機はラピーダスやケイトは無事脱出できて、それぞれの人生をまっとうするという説なんかにつながるんですが…)
このエンディングを知った上で、もう一度、最初から見直せばいろいろな謎が明るみになるかも!と思ったものの(年末に全話の一挙放送があったんです)、なんせ121話…メンマが「ボクはもういいわ」と即離脱し、私も見ずじまいでした。
どっちの説も自分の中では整合性が付かないので、白黒はっきりさせずに、ジャックが天国に行けてよかったな〜で終わらせた方がいいドラマなのかもしれませんね(笑)
このドラマ、理系脳で観てはダメってことですね(笑)
答えは幾通りもあるってことでしょうか。
ツタヤの旧作100円均一デーにでも、最初から借りなおしてみることにします。