美しい芝生に巨木が涼しげな影を落としているのは、【 北大植物園 】
せっかく天気もいいので、自然を満喫できる場所を求めてやってきました(^^
【 北海道大学北方生物園フィールド科学センター植物園 】 のアカデミックな名称が正式です。
大学関係者でなくても400円の入園料を支払えば誰でも入園できます。
時は明治10年。
札幌農学校の教頭だったクラーク博士が、植物学の教育には植物園が必要と進言したことで
北海道庁の西側にある原始林が開拓されたことが始まりだったそうですよ。
緩やかな起伏に富む地形やハルニレの巨木は、まさに札幌の原始の姿そのもの・・・。
高原のようなさわやかな風が吹き渡って、とっても気持ちいいです
レンガで造られた橋なんかもあって、雰囲気はまるでNYのセントラル・パークみたい。
あまりにも心地いいので、ブックオフで購入した古本を手に芝生でのんびり読書でも
ハーパーズ・アイランドを観たばっかりなので、同じようなミステリー物を買っちゃった(笑)
草の香りがなんともいえないいい匂い。 野鳥の声も聞こえてきます ♪
周辺にビルがあるとは思えない別世界は、まさに都会のオアシスだなぁ。 あぁ、気持ちいい〜。
ついでに日光浴もしちゃおうかなぁ
園内のライラック並木は、今がちょうど満開!!
房状の紫色の花は、札幌市の花でもあります。 甘くていい香り〜
ん??
芝生の上を歩いてたら、何やら観光客らしい人たちが激写しまくってる一本の木・・・・。
何だろう??
『 ハンカチノキ 』 名前は聞いたことがあったけど、近くで見るのは初めてでした
風になびく白いハンカチのように見える部分は、葉っぱが変形したものなんだって。
よく見ると、ハンカチの根元には丸い花。 10〜15年くらいかかってこの状態になるそうですよ。
へぇ〜、見れたのはラッキーだったってこと?
写真を撮りながら地面に落ちていた白いモノを拾っていたのはそういうワケだったのか・・・。
園内の博物館には、南極観測隊で有名なタロの剥製とタロとジロの頭骨もあるんだって。
また別の機会に見に来ようかな。
ハンカチノキも先月は咲いていなかったと思います。
このレンガ橋どこにあったっけ?
なかなかいいアングルですね。
ノースランドパークってとこですね。
夏日ですか・・北海道はこれから最高の季節になりますね。
植物園の受付の方にライラック並木の状況を聞いてみたら、満開だというので、
つい入ってみたというわけです(^^
ハンカチノキは初めてでしたが、ハンカチというよりティッシュのようでした(笑)
レンガ橋は、ライラック並木から北ローンを突っ切って東屋のちょっと先にありましたよ。
古めかしいレンガの雰囲気がいいですよね。
また、別の季節に訪れたくなる場所でした。
これが街の真ん中にあるってのが驚きです。
こんな居心地のよさそうなところでゆっくりと読書なんて優雅ですね。
うちの旅行は『次はあそこに行くぞ〜』
とけっこう忙しい旅行ばかりです。
次の旅行はまったりとしてみようかな。
この植物園に足を踏み入れた瞬間から、都会の喧騒とは全くの別世界でした。
今がいちばん新緑がキレイな季節だと思います。
機会があればぜひ訪れてみてください(^^
紅葉の時期も美しいでしょうね。
日光浴をしながらの散歩&読書は、お金をかけずにできる最高の贅沢ですよね!