さん橋の下の部分は普段は入場できないエリアです。
『 しらせ 』 は、海上自衛隊に所属する自衛艦で、南極観測を行なう我が国唯一の砕氷船です。
砕氷船としては3代目というのは昨日紹介したとおりなんだけど、
この 『 しらせ 』 は ‘ しらせの2代目 ’ なんだって。
ペンキの匂いも新しい、今年の5月に就役したばっかりのピッカピか でした。
今年の11月に南極に向けて出航するそうですよ。
いつもはさん橋から見る船も、船側から見るとこんな眺めなんですねー!
甲板では、南極の雪原の上を走るスノーモービルも展示されてました。 カッコイイね・・・。
あと、こんなのも・・・・。
なんと・・・・・、6億年 以前の 南極の石 だよ。
先カンブリア紀の変成岩だって。 まぁとにかく古くて貴重な岩石です。
しっかりさわって、古代のロマンを感じてきました!!
それから、こんなのも・・・・・。
冷た〜い 南極の氷 みんなさわりまくってました!!
氷の上に手を置くと、体温でパチパチッと気泡がはじける音がするんですよ。
2万年前の空気、プチプチッとしっかり手のひらで感じ取ってきました!!
すぐ横の海上では、水上救難訓練のデモンストレーションも
間近で観る人命救助、海猿、たいしたもんです!!
『 しらせ 』 の艦橋の窓からは、前方の 『 きりしま 』 が見えてます。
ビル7階くらいの高さって言ってたかな・・・。
そして、護衛艦の 『 きりしま 』 は、見学時間が押していたので駆け足で。
海上自衛隊が保有している6隻のイージス艦のひとつです。 乗ってみるのはもちろん初めて。
ちなみに、『 イージス 』 とは、
ギリシャ神話に登場する全能の神ゼウスが娘のアテナに贈った 『 盾 』 のこと。
『 全能の盾 』 にあやかって、米海軍が開発した新しいミサイル防御システムの名称らしいです。
たくさん並んでいる四角い蓋みたいなものからは、垂直にミサイルが発射!!
毎分45発の発射が可能ですって! 射程はおよそ23キロメートル!!
今日は夏の日差しがチリチリッと眩しい日曜日。
人は多いは暑いはで汗だくだったけど、古代のプチプチッが妙に気持ちよかったなぁ・・・。
写真で見たことはありましたが、実物を間近で、しかも乗ったのは僕も初めてでした。
『しらせ』は11〜3月の間、南極に行くそうで、艦内に床屋さんがあるのが印象的でした。
南極の氷は、調査用とお土産用の二種類を持って帰るそうで、
さわらせてもらったのはもちろん後者の方でした。
マリンジェットかと思ったらスノーモービルなんですね。
こんなので走ったら南極の寒さで凍り付いちゃいそうです。
南極の氷いいですね〜、触ってみたい。
この氷でロックでバーボンなんて
飲んでみたいな〜。
今年は特に開港イベントがらみの寄港が多いんですよ。
でも、海上自衛隊の軍用船を客船ターミナルで公開するのは珍しいそうです。
古代にロマンを感じながら、南極の氷で飲むお酒はおいしいでしょうね。