『
何とこの世は空しいのだろう! 何と意地悪く、みじめな人間が多いのだろう!
・・・・・・早くこの世から切り抜けてしまいたいものだ!! 』
1864年に18歳で即位したばかりの当時独立国家だったバイエルン王国の国王ルートヴィヒ2世が敬愛するワーグナーに宛てた手紙だそうです。
既に俗世間の酷さに嫌気が差していた感受性の高さは、ついに自分だけの空想の世界を創造し、
その中に引き篭もるための城を建設。 それが、ノイシュヴァンシュタイン城なのです。
・・・と、何かの本に書いてありましたが、城の内部は目もくらむような豪華絢爛さ
専用のエレベーターもあるし、城内の空調はなんと温風によるセントラルヒーティング!!
当時にしては画期的なシステムですよね〜。
写真撮影はできなかったけど、人工の洞窟まであるんですよ!! まさに、おとぎの城でした。
ということで、さあ徒歩で行くか、それとも馬車で雰囲気を味わうか。
人気の馬車がすでに大行列だったので、待ちきれず片道40分をのんびり歩いて上りました。
ちょうどいい運動にもなるし、のんびり麓の景色も堪能できるしね(^^
お城の一部が改修工事中だったのはちょっと残念。
だけど、櫓が組まれた状態を見るのもある意味貴重な体験かなと(^^;
麓ではちらついていた雪も上るにつれて吹雪に変わって、見上げるお城はまるで幽玄の世界。
寒さも忘れて、幻想的な美しさにたっぷり酔いしれました。
メルヘン王とまで呼ばれた国王のこだわりがつまった豪華な内部を見学したら、
いよいよどうしても行ってみたかった Best View なポイントへ・・・。
城からさらに上へ歩いて15分ほどの 【 マリエン橋 】
雪の季節は ‘ 立ち入り禁止 ’ の看板が立つ場所だけど、ルールは破るためにあるんでしょ?
もうここまで来たら仕方なくルール破りの強行突破を!!
ちなみに、お城の内部から見たマリエン橋はこんな感じです。 小さすぎて見えるかな
そして、マリエン橋から見たこの眺めこそが今回の旅行のハイライトシーン。
Wow! Nice View!!標高1000mの崖に建つ白亜のノイシュヴァンシュタイン城は、息を飲むほどの美しさでした!
山を下りる頃には日も暮れて、お城とツリーのツーショット
もうすでに帰りの馬車もなく、麓までの道はもちろん街灯なんてなく真っ暗闇。
馬車の落し物を踏まないようにに目を凝らしながらの下山でした(^^; 感動したなぁ。
posted by あんちゃん at 22:00|
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