女満別空港からだと、知床連山の向こう側にある羅臼までのルートは2通り。
冬季は閉鎖されている知床峠と、ただいま安全運転中の根北峠を越えて行くのみです。
山間なので夕方4時を過ぎると日も暮れて、はっきりいって緊張真っ只中
峠に入ったとたんに完全な雪道だし、すれ違う車もほとんどないし、何かが出てきそうだし(笑)
それになんといっても、携帯が圏外だもんな〜
それでも、真っ暗な夜道をなんとかかんとか羅臼まで。
小さな宿を経営されてるえぞばふんうにさんが、表に出て出迎えてくれました。 初めまして〜^^
楽しみにしていた晩ご飯は、心のこもった地物料理尽くしでした。
えぞばふんうにさん家で今が旬のえぞばふんうに丼を。 しかもいくらがてんこ盛りだ!!
何より先にぺろっと平らげたタチポンも、濃厚でクリーミー。
都会じゃおいそれと口にできない鮭児のお刺身。 最高に美味い!!
能取湖で獲れた川エビの天ぷら。 サッポロクラシックに合う〜
流氷ダイビングで泊まりに来ていた常連の方々とも楽しい話ができて、酒盛りは夜更けまで・・。
寝る前に見た真っ暗な海。
水平線の際にうっすらと白く見えているのは、ひょっとして流氷の帯だよね〜。
・・と、隣の部屋の方と話をしつつ明日の朝を楽しみに。 では、おやすみなさ〜い。
・・・で、翌朝。
生憎の曇り空で、楽しみにしていた国後の夜明けを見ることはできなかったけど、
カーテンを開けて目に ドーン! と飛び込んできたのは、
海を覆いつくさんばかりの流氷でした!!
びっしりと本格的に接岸するのはまだまだこれかららしいけど、これはまさにミラクル
本当にラッキーだなぁ^^ いや〜、もうこれだけで満足です!!
目の前に広がる絶景に興奮しながら、朝ご飯はサンマの塩焼き。
皮がピカーっとしていてこれまで味わったことのない美味さでした。
昨日の夜は暗くてわからなかったけど、部屋のすぐ外は凍てつく海。
流氷Viewの朝ご飯なんて、そうそう体験できないよ(^^/ すごく贅沢な眺めだよね!
食べ終わった残飯を手に、リビングの下に立つえぞばふんうにさん。
近くの氷にポーンと投げ放つと、愛らしいカモメも一瞬食いしん坊な表情に(笑)
これぞ自然のディスポーザー。 あっという間になくなっちゃったよ。
そういえば、昨日が誕生日だったあんちゃん妻。
家のすぐ外に作ってくれた木のテーブル付きのかまくらは、サプライズなプレゼントでした
内側には壁いっぱいにガラス玉。 風が当たらないからか以外に寒く感じないんですね〜。
かまくらの中に座って、ゆらゆらと流れる流氷を眺められるなんてうれしいなぁ。
それから、奥様お手製のケーキまでいただいちゃって。 本当にありがとうございました。
生まれて初めての流氷ツアーをこんな部屋で楽しめたなんて、最高に贅沢だったかも。
次回は必ず、数泊ゆっくりと滞在します。 マル秘の温泉巡り付きで