この時期の夜明けは8時頃。 日本に比べると明るくなるのが結構遅めです。
夜着いたので、ああ街の雰囲気は朝になるとこうなんだーと思った瞬間でした^^
マイン川沿いの石畳の道から、街の西端にあるマリエンベルク要塞を見上げてます。
この街は、ロマンティック街道の北の起点。
こじんまりとはしてるけど、バロック様式の建物がずらりと並んだ街並みはなかなか圧巻です。
アルテ・マイン橋の上には聖人像が立ち並んでいて、この方はこの街の守護聖人なんだって。
ここから眺めるマリエンベルク要塞も素敵でした。
橋を渡って小高い丘を登っていくと、要塞の入り口が。
日本の鎌倉時代に建てられたというだけあって、風化の具合に歴史を感じるなぁ。
城内に混在する多彩な建築様式は、長い年月の間に幾度も建て増しされたため。
手前にあるのは井戸。
深さが104mもあるんだって。 う〜ん、想像しただけでコワッ^^;
ワインの名産地らしく、城壁の外側はブドウ畑。 スカーッと開けてます。
この城壁のテラスから見下ろすマイン川と街の景色は感動モノでした!!
ちなみに、街向こうの斜面もぜ〜んぶブドウ畑なんですよ。
テラス横の木に黒っぽい鳥が。
木の実を狙ってるのか満腹で満足気なのか街を見下ろしてるのか・・・、じっと動かなかったなぁ。
パリのモンマルトルを思わせるような石畳の階段。 散策好きにはたまらない雰囲気です。
色鮮やかな家並みが美しいですね^^
再び橋に戻って旧市街へ・・・。
こんな街並みを眺めながら通勤できるなんて、なんてうらやましい^^
ちょっと小雨が混じってきました。
橋のたもとにあったのが、最初行く予定だったドイツ料理のお店 『 アルテ・マインミューレ 』
あのテラス席で、酢を入れて茹でたニジマスの姿煮を食べたかったのに〜。
でもこの季節だと寒かったかな(笑) またいつの日かチャレンジしてみよう。
美味しそうな匂いにつられて、パンを買いました。 食べ歩き用に ♪
ドイツのパンって、びっくりするくらい美味しいよ。
中世の雰囲気が色濃く残る街並みだけど、街の中心はショップが並んでかなり賑やかです。
路面電車もひっきりなしに走るし、こんなかわいらしいバスも。
あっ、この路面電車、真横から撮りたかったー!!
車体に描かれた絵に乗ってる人の頭が乗っかるようにデザインされてます。 面白いですよね〜^^
雨上がり ♪♪
色鮮やかな礼拝堂マリエンカペレのあるマルクト広場では、クリスマスマーケットがオープン。
みるみる人が集まってきます。
ツリーのオーナメント。 どれがいいかなぁ〜^^
手作りのお皿がいっぱい!! お土産に買おうかな?
鉢植えに刺してみたらかわいいかも(^^
広場にはクリスマスマーケットのお店がぎっしり。
冷たい空気に当たりながら見て回るのにピッタリなのが、熱々のグリューワイン。
その街がデザインされたマグカップにたっぷりと注いでくれます。
デポジット込みで大体5ユーロくらい。 マグカップを返却すれば2〜3ユーロ戻るシステム。
でも、お土産になりそうなのでそのまま持ち帰りました
少し甘めのシナモンフレーバー。 ドイツのクリスマスマーケットには欠かせない飲み物です。
グリューワインを手に、広場の中をぶらぶらと。
マリエンカペレの入り口にはアダムとイブの彫像がありました。
でも実は、これはコピー。 ホンモノはマリエンベルク要塞の中の博物館に保管されてます。
広々とした内部は明るくて荘厳な雰囲気。 ステンドグラスが見事でした
お腹がすいたのでお昼ご飯。
人気のソーセージスタンドで、‘ ブラートヴルスト・ビッテ! ’ とドイツ語で注文してみた^^
焼きたてのソーセージをテイクアウトすると、丸いパンにはさんで出してくれます。
ソーセージはもちろん、このパンがまた美味しいんだなぁ。
立て続けに2個食べたもんね〜(^^;
そうそう、ヴュルツブルクのいちばんの見どころといえば、【 レジデンツ 】
18世紀に建造された宮殿で、世界最大の天井フレスコ画が見ごたえたっぷりでした。
写真は不可だったのでないけどね^^; 映画 『 三銃士 』 のロケ地としても有名ですよね。
あ、こんな建物もありましたよ。 さりげな〜く 【 レントゲン記念館 】
ここで、X線が発見されたんだそうです。 すごいよね。
3時間ほどでぐるっと見て回れる街だったけど、奥はかなり深かったかな。
午後からは、ニュルンベルクに向けて出発しまーす。
【 今回のハイライト 】 マリエンベルク要塞から見た旧市街の街並み
【 今回のご褒美 】 焼きたてのソーセージ×2
【 今回のお土産 】 デポジット分で手に入れたグリューワインのマグカップ