震災直前に行ってきたNYの写真をもう少々・・・(^^
ニューヨークの摩天楼で圧倒的な存在感を見せつけるアイコンといえば、やはり・・・、
高さ443m、地上102階建ての 【 エンパイア・ステート・ビル 】 でしょう。
着工してわずか2年足らずの1931年に完成という、猛烈なスピードで建てられた背景には、
ライバルだったクライスラーよりも高いビルを造って権力を誇示したいというゼネラル・モーターズの
並々ならない一心があったんだとか・・。
でも、完成した当時のNYといえば、歴史の授業でも習った世界大恐慌の真っ只中・・。
テナントが全く入らず、‘ エンプティ(空っぽ)・ビル ’なんて呼ばれた時期もあったらしいけど、
外壁に1000万個のレンガを使っているという建築の美しさは、まさに摩天楼の王者の風格ですね。
5番街に面した大理石でできたロビーには、ビル自身のモニュメントがキラキラと彫刻されていて、
展望台のチケットを買い求める大勢の観光客でごった返してたけど、展望台はそれ以上
のぼってみたのは86階の展望台。
さらにお金を払えば102階にも上れるんだけど、それでも高さは地上320m!!
凍える寒さだったけど、NYの中心からぐるっと見渡すマンハッタンビュー。 感動でした!!
見えているのは、マンハッタンの南側。
高いビルが密集しているあたりがウォール街のあるロウアー・マンハッタンと呼ばれるあたりです。
さえぎるものが何もない絶景スポットだけに、誰もがみんなうれしそう(^^
そして反対側の北側には、セントラルパークがビルのすき間に・・。
寒さもハンパじゃないけど、さすがにこの高さで吹き抜けだと、風がものすごい!
それでもみんなガマンしているのは、眺望の美しさ以上に、間もなく迎えるサンセットだから・・。
ハドソン川の向こうに広がるニュージャージーの空が夕焼けでひときわキレイに染まりだすと、
聞こえてくるのは感動のため息ばかりでした。
そしていよいよ、街に灯りが点ってくれば、展望台のざわついた雰囲気もピークに。
トウキョウの夜景も美しいけど、やっぱりニューヨークのこの眺めは別格だ!
なんか光の密度が違うというか・・・。
360度見渡せる光の洪水に時間を忘れそう・・。
夜景を楽しむというよりみなさん写真撮影モードに入ってます(^^
この日は空気も澄んでいて最高のお天気だったので、心ゆくまで楽しめたニューヨークシーン
あのキングコングも同じ目線で見てたのかな。