こんな夜はたまには最新作でも観ようかなと、近所にある映画館の座席をネットで予約。
気軽にドアtoドアの感覚で座席に着けるので、ホントに便利です(^^
【 パリより愛をこめて 】 は、リュック・ベッソン製作のフランス映画。
パリで開催されるサミットを舞台にしたテロリストとCIAのアクション&ドンパチものです。
あの 『 ダイ・ハード 』 ものけぞるくらいのアリエナ〜イ ストーリーは、
頭の中をカラッポにしてジメジメした梅雨空の空気をスカッと吹き飛ばすにはもってこいかもね。
スキンヘッドのジョン・トラボルタの怪演が光る 痛快さがたまりませんでした。
共演していた右側の ジョナサン・リース・マイヤーズ に、恐れ多くも一目惚れしてしまった妻の
要望で、映画館からそのまま近くのTSUTAYAまでお散歩へ。
ジョナサンの作品をと早速レンタルしたのは、【 マッチポイント 】
イギリス・ロンドンが舞台のサスペンス。 コレが意外に面白かった!!
テニススクールのコーチをしている元プレーヤーの主人公が、上流階級のトムと友人関係になり、
芋づる式にトムの妹と家族、そしてトムの婚約者とも人間関係を広げていき、次第に複雑な状況へ。
淡々と運ぶストーリーに、まさかのミス、そして・・・・まさかの結末
テニスのネットの上に当たったボールが相手側のコートに落ちるか、自分側に落ちるか・・・・
自分自身の力が及ばない 『 運 』 がテーマです。
美しいロンドンの街並みを楽しみながら、自分の人生の 『 運 』 を考えさせられる作品かも。
そして、今夜の連続シネマ3本目は、スターチャンネルで上映していた 【 グラン・トリノ 】
クリント・イーストウッドが監督・主演を務めた人間ドラマ。 俳優としては最後の作品だそうです。
従軍経験を持つ気難しい主人公と、近所に引っ越してきたアジア系移民のモン族との交流を通して
自身の偏見に直面しながらもじわじわと葛藤していく姿を描いています。
映画の中で、生まれて初めてスーツを仕立てるというシーン、
ラストでその意味が繋がったとき、少しジ〜ンときちゃったなぁ
決着のつけ方が見事! ある意味、幸せな結末を味わうことができます。
グラン・トリノとは、フォードの往年の名車のこと。
主人公が念入りに磨いていたその車が湖畔を走り去るラストシーン。
バックに流れるかすれたイーストウッドの歌声がいつまでも心に響く感動のストーリーでした。
たまには夜更かし、映画三昧の夜があってもいいよね〜。